ノバスコシア州人気の都市、ハリファックスについて紹介いたします。

概要

ノバスコシア州の州都であるハリファックスはカナダ大西洋岸地方最大の都市であるだけでなく、カナダの中でも長い歴史のある街として知られています。1912年には、その年に起こったタイタニック号の事故現場に最も近かったため、生存者や犠牲者の収容港になりました。人口は38万人、地形、環境、街の歴史ともによく似ている北海道の函館市と姉妹都市です。

ハリファックスは大西洋岸地方最大都市でありながら、自然にあふれ静かなゆっくりした時間を過ごせる都市です。近年放映された『花子とアン』 に登場した『赤毛のアン』で有名なプリンスエドワード島は、ハリファックスから車で3時間の場所にあり、世界遺産に『美しい町』として登録されている『ルーネンバーグ』へも日帰り旅行の感覚で遊びに行くことができます。

市内には大きな教育機関があるため、学校開始(9月)と共に学生街に変わるのもハリファックスの特徴です。

治安

ハリファックスは治安が比較的良く、大都市のような犯罪も少なく、低所得者層の多い地域に夜間足を踏み入れない限り安全な街です。但し、油断は禁物ですので、公共交通機関内でうたた寝をしたり、人目の多いところで財布の中身を数えるなどの行動は控えてください。

公共交通機関

市内の公共交通機関はHalifax Transitが運営しており、バスとフェリーの路線があります。市内はバス路線が市の全体をカバーしており、大都市に比べ交通量が少ないのでほぼ定刻通りに運行されています。また、夕方のラッシュ時間は午後3時半~4時半位で、午後6時にはダウンタウンも人通りがほとんどないひっそりとした街に変わります。皆さん仕事が終わると一目散に家に帰ります。特に夏は午後9時半頃まで明るいので、夕御飯の後に庭仕事をしたり散歩をしたりしています。

ハリファックスとダートマスを繋ぐフェリーやダウンタウンから郊外に向かって出ているバス路線は通勤・通学に便利です。尚、ハリファックス⇔ダートマス間のフェリー運賃もバス片道運賃と同一料金です。地下鉄はなく電車もモントリオールとハリファックス間を結ぶ列車が週に4便程度です。

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