ケベック留学移民体験談

ケベック留学移民プログラムに参加されたお客様の実際の声です。

SKさん

<渡航前の準備>

私の場合、以前にも海外で生活したことがあったので外国の文房具の質の悪さやあまり頻繁に洗濯したりしないなど、北米の一般的な質レベル、衛生レベルについてはある程度理解していたつもりなので、まずは日本の質のよい文房具と1週間分の着替えを最低でも持って行かなきゃとは思っていました。予想通り文房具は日本から持ってきておいてよかったと思うことが多かったですね。それから、これはおそらく人にもよると思いますが、ウィンタージャケットについても、日本でカナダグースを購入しました。カナダで購入するのと比べて少し薄いのですが、地下道が結構充実しているので十分でした。カナダでは、女性用の小さいサイズから無くなってしまうため、重宝しました。唯一カナダで買ったのはSORELのブーツのみです。

今言った以外に日本を離れる前に準備してよかったことは、フランス語の勉強かな、といっても、YouTubeでフランス語に耳を慣らす程度ですが、実際モントリオールに到着してすぐにフランス語環境になるため、事前に耳が慣れていたお陰で、フランス語の勉強が比較的スムーズに行ったように感じたのは確かです。ただ、英仏バイリンガルと言っても、モントリオールは、思っていたよりもフランス語環境なので正直驚きました。また、日本の家族と離れ離れになるため、いつでもコミュニケーションをとれるようにとスカイプやLINEなどのパソコン環境をしっかり準備してきました。

<フランス語の勉強>

私の場合、フランス語は、Vocational Schoolに入学する前に語学学校でマンツーマンのクラスを取って勉強しました。このクラスでは、簡単なフレーズや基礎文法を学びました。少しでも多くの時間、フランス語の環境にいることでフランス語に対する抵抗感がなくなると思います。授業中はもちろん、放課後や帰宅後もその日に習った文法の内容を復習して、フレーズを繰り返し発音しながら覚えたり、私が使っているスマートフォンにフランス語の辞書のアプリをダウンロードして街中で分からない単語が見つかればすぐに調べて覚えるようにしました。

今はB2を取得しましたが、フランス語で一番苦労したのは、スピーキングでした。私の学校の場合、最終試験がスピーチだったので、特に苦労したのを覚えています。また、今もなるべくフランス語を忘れないようにMeet upに参加してモントリオールのフランス系カナダ人とフランス語で会話ができるような環境を作るようにしています。

<Vocational School>

PEQプログラム参加のためにDraftingを勉強しましたが、最初はコースの中で使われる基本的な語彙を英語で理解するのに時間がかかりました。授業についていけるように、放課後も勉強をしていたのを覚えています。ただ、いったん基礎が身に付くと、その時点から授業が楽しくなりました。特に、AUTO CADとRevitを使った授業はとても楽しかったです!一番最後のモジュールがスタージュ(インターンシップ)になっていて実はとても苦労しました。。。学校ではなく、実際に設計事務所で、授業で学んだことをさらに応用した内容の仕事を任された時は、かなりプレッシャーを感じましたが、Draftingの知識がさらに深まったので今ではいい経験だったと思っています。

<アドバイス>

最初に日本滞在中の渡航準備について話しましたが、戸籍謄本など政府から発行してもらう書類は余分に持ってくると便利ではないかと思います。また、初めてフランス語を勉強する方はなるべく早くフランス語環境に慣れるためにも参考書を購入し勉強することをお勧めします。日本語の参考書はモントリオール渡航後もとても重宝しています。

モントリオール渡航後はVocational Schoolのクラスメートのほとんどはカナダ永住権取得を目的としているので定期的に情報交換をして、励まし合いながら、お互い協力しあうこともできるので心細くは感じませんでした。カナダ永住権取得を検討している方はまずは現地に行くことがとても大事な最初のステップだと思います。また、人とのコミュニケーションはとても大切で、カナダは思っている以上にコネ社会のため、新しい出会いはとても大切です。

最後に、QLSさんにいつも細かいところまで質問していますが、迅速丁寧に回答をくださるのでとても助かっています。プログラム終了後の移民手続きについても心配しなくていいので、フランス語とDraftingの勉強に集中することができました。

NSさん

<フランス語の勉強>

一時期壁にぶつかりましたが、バイト先(パン屋)でフランス語を練習する機会に恵まれたこともあり、先日、無事B2を取得することができました!

最初の学校はスピーキングをメインに勉強する学校だったので、初めてフランス語を勉強する私はなかなかついていくことができずモチベーションが低くなり、数か月間、フランス語の勉強をストップして心をリフレッシュしました。その後、学校を変えてからは教師に恵まれて、文法や単語を集中して勉強できたこともあり、めきめきとフランス語が上達していくのを感じました。「学校の授業で学んだ内容を学校の外で実践する」というルーティンは語学を初めて学ぶ場合の鉄則ですが、私の場合はバイト先で実践していきました。

幸い職場のスタッフやお客様は親切な方々ばかりで、例えば、私がフランス語を勉強しているのがわかると、お会計時に難しい数字を発音できたらお客様から「よく頑張ったわね!」とほめていただき、チップをいただいたこともありました。もちろん、バイトを始めた頃はお客様が言ってるフランス語が全く分からず、泣いて悔しい思いをしたこともたくさんありました。そんな時でも同僚に励まされたり、間違えたことを愛情たっぷり笑ってくれたおかげで前向きに頑張ることができました。親切なオーナーですが、やはり語学の面では最初は同僚に頼ってばかりだったため「いつクビにされるのか」とハラハラしながら職場に向かっていた時期もありました。ただ、そんな時は「こっちにきてまだ少し。私は赤ちゃんなんだ。言葉が分からなくても仕方ない。」と言い聞かせ、プライドも恥もかき捨てぶつかっていきました。

学校では運よく私にあった教師と巡り合えました。初めて英語の文法を勉強した時もそうでしたが、「なぜこうなるの?」という疑問が常にありました。それで質問をするとその教師は「C'est logique!」「C'est un mystère français.」と一喝されました。確かに、日本語も説明することができない表現などたくさんあるので、私も「そういうものなんだ」と思い始めたら今まであったモヤモヤ感がなくなり「フランス語」という言語が身に付いていきました。

その他、現地で入手した文法のエクササイズブックを独学で勉強をしたり、スマートフォンでダウンロードできるフランス語の勉強アプリも使って、出先でも何か分からないことがあればすぐに調べる→実際に使う、ということを行っていました。あるアプリはオフラインでも利用できるので、データプランに入っていない方でもお勧めです!

<Vocational School>

今まで勉強したことがない分野だったため、最初は分からないことばかりでしたが、クラスメートや教師にサポートしてもらいながらなんとかスタージュ以外全てのモジュールを修了することができました。幸い私の教師の殆どが丁寧に授業をしてくれる方ばかりで、質問すればいろいろと教えてくれました。アサイメントの提出が多かったですが、テストの時はリファレンスとしてアサイメントで提出したプロジェクトを利用できるので、私はアサイメントにはしっかり取り組みました。残るはスタージュ(インターンシップ)のみです。コネ社会なので上手くその「コネ」を使って無事に予定通りにスタージュを修了し、永住権申請手続きを進めていきたいと思っています。

<モントリオールの生活>

モントリオールに到着してからの最初の日々は街に慣れない、、、ということもあり、あまり外に出かけることはありませんでしたが、バイトが始まり少しずつお小遣いが増え同僚達とも仲良くなってからは、一緒にカフェに行ったりしています。モントリオールは可愛いカフェやレストランがあちらこちらにあるため、たまにそういった場所に行って気分をリフレッシュしています!基本的に街の人々は親切でドアを開けて待ってくれたりする方々ばかりですが、時々中高年の方で電車を割り込むなど、マナーが悪い方もいます。ただ、全体的には「フランス語を頑張って勉強している」という姿勢を見せれば、相手も寛容に受け止めて励ましてくれる方が多いと思います。

<アドバイス>

初めてフランス語を勉強する、海外に住むということはゼロ歳と同じですので、変なプライドは捨て心機一転新しい人生を送る覚悟でこのプログラムに参加することが成功のカギだと思います。また、悩んでいたら時間だけが過ぎ、移民法のルールも変わってしまうと思うので「思ったら吉日」というようにすぐにアクションを取った方がよいと思います。

ちなみに、こちらの仕事探しについて、私は最初はEメールでレジュメを送るだけだったのですが、先方からは何も連絡は来ませんでした。今のバイト先はウェブで募集記事を見つけ直接レジュメを渡しに行きました。その時はオーナーは不在でしたが面接が次の日に決まり、結果、採用となりました。語学の面で常に不安はありましたが、採用に繋がったのは直接レジュメを渡しにいっことにもあると思いますので、なるべく自分の足で仕事探しするのが成功のカギだと思います。

最後に、やはりこういった「移民」に関わる手続きはプロの方に依頼することで、移民申請に関する不安要素を最小限に抑えることができ、私自身は勉強に集中することができてよかったと思います。現地にいればいろいろと噂も耳にし不安に思うこともありますが、すぐにプロの方に確認することができるので、そういった噂に振り回されることもなくすぐにまた勉強モードに戻れます。来年はいよいよ永住権申請の手続きになりますが、これからも引き続き精一杯頑張っていきたいと思います。

KMさん

最初はトロントのカレッジに行くことを考えていましたが、結局ディプロマは取得できてもその後移民につながる道が見えなかったので、モントリオールに行くことにしました。特にどうしてもオンタリオ州に居たいというこだわりもありませんでした。モントリオールも慣れてしまえば生活はトロントとほどんど変わらず、むしろ経済面ではトロントより物価が安いので暮らしやすいです。

<フランス語の勉強>

英語は学生時代から割と勉強していたのである程度自信はありましたが、フランス語はモントリオールに行くまで一度も勉強したことがありませんでした。でも、せっかくカナダに居るのだし、いつかもう一つのカナダの公用語であるフランス語を勉強したいなとは思っていました。そのため、このプログラムへの参加をきっかけにフランス語を勉強できたのは良かったです。

フランス語は英語と共通する部分もあるので英語を熱心に勉強していたことが役立つこともありますが、反面なかなか英語の発音が抜けなかったり、苦労することもあります。むしろ、ケベコアと結婚したフランス語がとても上手な友人は、英語は不得意だったと言っていました。フランス語の勉強を始めるにあたっては、英語の得意不得意はあまり気にしなくてもいいのではないかというのが私の考えです。ただ、フランス語のビギナークラスは一部英語で進められる所が多いので、説明を理解できる英語力は必要だと思います。また、Vocational Schoolのクラスは勿論英語ですので、カレッジ入学レベルの英語力があれば問題ないと思います。現在、平日の夕方毎日行われるクラスをとっていますが、順調に進み来週から無事B2のCertificateクラスに進みます。

<Vocational School>

IDD(インテリア・デコレーション・ディスプレイ)を受講しています。日本では全く違うキャリアだったので最初は大丈夫かな?と思ったのですが、とても面白いことがわかりました。最初は色彩学の基本やデッサンから始めて、オートキャド、3D空間のデザインなど徐々に専門的な内容になっていきます。3週間のインターンインターンシップも楽しみですが、そのままその会社に就職する先輩も多いようです。就職先はIKEA、ホームデポといった有名企業からファブリックやインテリア専門のデザイン事務所に就職する人など様々です。

<アドバイス>

毎日とても充実していますが、とにかく勉強が忙しいのでアルバイトをあまりしている余裕はないかもしれません。資金に余裕をもって渡加するといいと思います。

MHさん

トロント滞在中になかなか移民へのパスが見えない中、QLSさんに背中を押されてこのプログラムに申し込むことにしました。

<フランス語の勉強>

モントリオールに来てからちょうど1年半くらいです。今年の9月までは週二回コミュニティーセンターのフランス語クラスに行っただけで、基本、独学で勉強しました。モントリオールは街の看板も含めてフランス語が溢れているので、わからない単語があれば調べたり、その気になればいつでもどこでもフランス語の勉強ができます。レストランでアルバイトをしていますが、常連のお客さんとは段々親しくなり、注文を取るときもお客さんに助けてもらいながら、フランス語の練習をしているような感じです。現在通っているフランス語学校には幸いB2 のクラスから入学を許可され、週末は9時から5時までフランス語漬けになっています。12月後半に試験があるので、B2取得に向けていよいよ追い込みです。

<Vocational School>

QLSさんからは内容はあまり期待しないで、移民のためと割り切ってくださいと言われてましたが、実際、モジュールごとに先生が分かれていて(計6人)、中にはモチベーションが低かったり、質問してもわからない先生もいます。それでも仲良くなると、授業以外のことでも親切に教えてくれる先生もいます。また、かねてからこの学校のアドミニストレーションのスタッフの対応の悪さも聞いていましたが、これはもうレイジーなのではなく根本的にその人の事務処理能力の問題だということがわかってきたので、それによってストレスを溜めないように心がけています。

<モントリオールの生活>

とにかく、フランス語、Vocational school、アルバイトと忙しい日々ですが、息抜きも大切です。私の場合は友達に恵まれ、特に同じ時期に入学したQLSの他の生徒さんたちとは先日も家族同伴でピクニックに行きました。皆で目的を達成しようと助け合いながらやっています。また、クラスの大半を占める中国人のクラスメートやバイト先などで知り合った現地の人たちとも仲良くやっています。

SOさん

本当はトロントに残りたかったのですが、QLSさんに勧められ移民のために思い切って一時的にモントリオールに移りました!

<フランス語の勉強>

だいぶ慣れてきましたがまだまだ語彙が足りないのを日々痛感します。これまで大学のコースを一番下のクラスから4レベル続けてとってきました。一番下のクラスでは英語の解説もあるのですが、だんだんフランス語の割合が増えていき、クラスが上がるにつれてゆっくりだったスピードが徐々に早くなっていきました。最後のクラスはほぼフランス語だけでした。11月中旬からプライベートスクールのB2クラスに変わる予定です。ルームメートがモントリオール出身なので、とにかくフランス語で話してもらうように頼み、毎日の会話が全てフランス語の練習になっています。職場の仲間にもできるだけフランス語で話してもらうように頼んでいます。(こちらの人は相手のフランス語が拙いとわかるとすぐ英語に変えてしまうので)

<Vocational School>

Draftingのコースをとっていますが、12月に終了し1月からインターンシップが始まります。クラス自体は“緩い”です。大体のモジュールは授業中に全て完結できます。ただ、見積もりを算出したりする計算のモジュールが少し難しいので家に帰ってから多少取り組んでいいます。授業の内容は自分の仕事に生かせそうなところもあるので、このコースをとったのは間違いなかったと思います。

<モントリオールの生活>

トロントに比べるとペースがゆったりした感じです。家賃も安いし生活はしやすいと思います。それなり生活を楽しんでいますが、やはりフランス語が流暢だったらもっといいかもしれません。個人的にはやはりトロントの方が刺激があり、自分の仕事のマーケットも大きいのでいずれはトロントに戻るつもりです。

OYさん

カナダの永住権取得を目指そうと一大決心をしました!なるべく早くカナダに行きかったのですが、初めてQLSさんに問合せをしてから実際の渡航までの準備期間は数か月しかありませんでした。そんな状況の中でも迅速に対応していただき、途中予想外なことも発生しましたがすぐにスカイプで打ち合わせをしたため、無事に入国できDraftingの授業開始に間に合うことができました。

<フランス語の勉強>

私の場合は、カナダに来る前からフランス語が話せたため、公式テストを受験してB2取得を目指そうと決めていました。ただ、しばらくブランクがあり、また、Draftingの授業が英語で行われるため、モントリオールに到着してからは授業以外の時間をなるべくフランス語で話すよう意識をしています。新しい言語を学ぶということは、本当に本人のやる気次第だと思います。私が初めてフランス語を勉強していた時、分からない表現方法や単語があった時はすぐに辞書を引いて意味を確認し、その表現・単語を実際に使って身につけていきました。フランス語のスキルアップは今も続けています。オフの時間、ニュースやラジオをフランス語で聞きリスニング力を高め、新聞やインターネットをフランス語で読みリーディング力を高め、カフェや買い物に行った時の定員さんとフランス語で会話しスピーキング力を高めています。初めてフランス語を勉強される方は『フランス語』と聞いただけで抵抗があるかもしれませんが、『フランス語』はフランスのカルチャーと結びつきが非常に強いため、私は初めにフランスのカルチャーを学びました。そうしたら、自然に『フランス語』という言語に興味がわき、親しみも増したため、そこからのフランス語の勉強は楽しかったのを覚えています。

モントリオールの人々がとてもフレンドリーということもあり、多くのシチュエーションでフランス語でコミュニケーションが出来た結果、ブランクがあったフランス語もブラッシュアップでき、幸い公式テスト(TEFAQ)は一度の受験でB2を取得することができました。面接官と話すスピーキング試験の時は面接官がとても意地悪な会話を投げてくるので、どれだけ相手の言っていることに対しフランス語で反論・意思表示できるかがとても重要だと思います。大変緊張しましたが、今となっては良い思い出の1つです。

<モントリオールの生活>

最後に、私も含め多くの方が心配されてらっしゃると思うモントリオールの冬ですが、私はこれから2回目のモントリオールの冬を迎えようとしています。去年初めてモントリオールの冬を体験するまでは「モントリオールの冬はとっても寒い!」と思っていました。もちろん、寒いのは事実でしたが、QLSさんや友人からのアドバイスを参考にしながらコートやブーツなどを購入し冬に備え、また、ダウンタウン内の地下道も発達しているので、冬の寒い時期は地下道を使って移動をするなどして初めての冬を乗り越えることができました!Draftingの授業は残り数か月でその後ついにカナダ永住権取得に向けての移民申請手続きです。これからも引き続きよろしくお願いいたします。

MYさん

<親子留学を経験して>

私の場合は、子供二人(小学校とデイケア)同伴の渡航でLester B.の小学校に入学予定で準備を進めていたため、Lester B.への入学手続きなどの前に一度下見として渡航前年の10月頃にモントリオールを訪れました。その際、事前にリサーチして目星をつけておいた学校数校のエリアの雰囲気、学校の近くの空き物件、街の人々の雰囲気も見たりしました。小学校は事前に学校のウェブサイト上で公表されているAnnual Reportでどんなカリキュラムに力を入れているのか、卒業率、進学状況などを確認しました。私の子供が通学している学校はIBスクール(International Baccalaureate School)のため、駐在員の方々のお子様も通学しているためか学校全体が国際色豊かです。また、ESLの授業はありませんが、先生が母国語が英語ではない子供たちへの対応にも慣れているため、入学したその日から友達ができて本人もすぐに学校に溶け込みました。(もちろん、入学時の学年や個人差もありますし、自宅で単語を覚えたり授業内容の復習などの勉強は必要かと思いますが、渡航前に英語やフランス語が話せなくても何とかなります!)日々の宿題は今のところあまりありませんが、数週間にわたって作業を進めるプロジェクト(時期によりテーマが異なる)への取り組みに励んでいます。あるテーマの背景についてリサーチし、そのテーマに関し自分なりの考えを組み入れて発表する、、、という感じのプロジェクトで「小さい時から何でも自分で考える」という北米スタイルの教育方針を目の当たりにしています。

下の子供の方は公立のDaycareに入園することは空き待ち状況からして難しかったため、私立のDaycareに入園しました。こちらも事前にネットでリサーチし、小学校の下見の際にいくつかDaycareの下見も行い、実際に1つのDaycareにはRegistration Feeを支払い席の確保を行っておきました。(全てのDaycareで席が事前に確保できるとは限りません。)結局、席を確保したDaycareではなく自宅近くのDaycareに空きが出たのでそちらに入園させましたが、最初に1つでも席を確保しておくことで、どのDaycareにも空きがなくて入園させられない!というリスクが回避でき、気持ち的に安心したのを覚えています。

<Vocational School>

子供たちの方は順調に進んでおり、私のVocational Programもこの間無事に修了することができました。スタージュ(インターンシップ)は、知り合いのコネを使い、スタージュ受け入れ先の建築事務所を自分で見つけました。自分自身でスタージュ先を見つける場合、学校の承認が必要ですが、私のスタージュ先は特に問題もなくスムーズに審査を終えました。授業全体としては、幸い私のクラスを担当した多くの教師は熱心にDraftingについて教えてくれたため、いろいろと学ぶことができました。また、日々の宿題はないものの、In Class Assignmentが毎日出されるため、それなりにきちんと毎日授業に出席しないとついていくことは難しいと思います。

<アドバイス>

最後にアドバイスとして、モントリオールの街全体として人々はフレンドリーでバイリンガルですが、住むエリアによって英仏圏があるので、場所によっては殆どフランス語対応になる(例えばアパートの掲示板のお知らせがフランス語のみなどの)エリアもあると聞きます。言語環境をはじめ、交通の便(車の必要性の有無)やご自身の目的に合ったエリアで住む場所を見つけることをお勧めします。

KTさん

<モントリオールの生活>

バンクーバーに以前住んだことがあったため、同じ都会だし日本人が多いだろうと予想してモントリオールに来ました。が、しばらくして全然違うことに気づきました。日本人コミュニティーはもちろん、アジア系のコミュニティーがバンクーバーと違って殆どないので、いかにローカルの人と関係を築いていき、街に馴染むのかがキーだと思っています。例えば、私達夫婦の場合、同じアパートに住んでいる大家さん(ケベコワ)や他のご家族と仲が良いため、夏の時期は時間が許す限りみんなでイベントに参加したりしていました。今も良い関係は続いていて、一緒に買い物に行ったりしています。また、ケベコワということもあり、フレンチの勉強にもなっています。右も左もわからない私達に親切にいろいろと教えてくれました。現在はモントリオールでの生活に居心地の良さを感じています。また、バンクーバーと異なり、ヨーロピアンカルチャーなのでどこか人が温かい感じもします。今はモントリオールに来て本当に良かったと思っています。ただ、寒いです!初めて過ごす秋・冬ということもありますが、寒いです(笑)

<フランス語の勉強>

やはり初めて勉強する言語なので、学ぶのが大変です。でも、面白い!とも感じています。私の場合、英語があまり得意ではないので、この機会にフランス語を第2言語にしようと思っています。最初はPEQのためだけにフランス語を勉強しようと思っていましたが、実際授業に参加し始めると考えが変わり、「せっかく勉強するんだから、極めてしまおう!」と思い、フレンチが話せるクラスメートや大家さんはじめ、ローカルの方々のサポートもあって、大変ですが楽しんで学んでいます。これからも引き続きフランス語の勉強を頑張ります。

<Vocational School>

実は、最初の頃は「そのうちクラスの学生も半分位になってしまうだろう」と思っていましたが、全く逆で、遅刻してくる学生もいますが、殆どのクラスメートは真剣に授業に参加していることに少し驚いています。クラス内の雰囲気が良い!というのもあるかもしれませんが、私のクラスはまとまりがあってみんな明るいです。クラスメートの殆どは中国人、韓国人ですが、一人だけベネズエラ人の留学生がいて、その方ともう一人の日本人の方と一緒にグループワークをしたり、行動を共にしています。また、教師も色々と相談にのってくれたり、助けらながら今はやりがいを持って勉強しています。教師やクラスメートとの関係がいいせいか、初めて勉強するDraftingでもそこまで難しいと感じたことはあまりありません。ちなみに、今はAUTO CADやRevitのソフトウェアを使いながらDraftingの勉強を行っています。

<アドバイス>

思っていた以上に居心地が良いモントリオールですが、想像していた以上にフランス語圏でした。そのため、英語のみならず、フランス語のスキルアップは仕事を見つけるにあたり必要不可欠だと思います。これからモントリオールに来る人は、当然将来が心配だと思いますが(私自身もそうだったため)今できることに集中することが肝心だと思います。

TMさん

<モントリオールの生活>

以前ヨーロッパに留学したことがあり多少の海外生活の経験はありましたが、モントリオールに来て一番驚いたことは街の人々が周囲に対しとても親切な点です。日本でも「ゆずりあい精神」はありますが、モントリオールの人たちは私達家族が想像していた以上のものでした。例えば、私達が道端で困っていたら街の人が話しかけてきて道案内をしてくれたり、ベビーカーを押して地下鉄に乗ろうとしたら、4、5人の人たちが席を譲ってくれるなど、率先して「困っている人を見たら助けてあげよう」という精神が強く、街の人々のあたたかさ、フレンドリーさを感じています。周囲がそんな感じなので、私も今まで以上に自然とそのような行動を起こすようになりました。また、こちらの人たちは日本と違って、心にとてもゆとりがあるのでは、と感じています。そのため「譲り合う」など他人を思いやることができるのではないかとも思っています。

その他、モントリオールは景色が綺麗なので、週末は家族で近くの公園に行ったり、ダウンタウンのイベントに参加したりしています。夏は短いですがイベントは盛り沢山です。この間は見事な紅葉で有名なローレンシャン高原が見れるモン・トランブランまで遠出してきました。こんな感じで空いた時間は家族と一緒に有意義な時間を過ごしています。

これから初めての冬を迎えますが、こちらの方に「早くにコートやブーツを買っておかないとサイズがなくなる」と聞いていたので、10月位には一通りコートやブーツを買いそろえておきました。今年の冬は前年が暖かかったから、例年以上に寒くなると聞いているので、果たしてどんな感じになるのか少し不安です。。(笑)ただ、一応準備はしてあるためどうにか過ごしていこうと思います。

<Vocational School>

プログラム選びに迷う方もいると思いますが、私の場合は最初からDraftingに興味がありました。しかし、その後の就職のことを考慮するとComputing Supportの方がよいのではないかと思いましたが、日本で亀谷さんと面談した時に「今はDraftingの方がスムーズに受講開始可能」と聞き、一瞬で迷いが無くなり、また、とても嬉しい気持ちになったのを覚えています。そのためか、授業が始まってからは毎日が楽しいです。宿題は全くなく、授業中にプレゼンの準備やアサイメントなど、Drafting専用のソフトウェア(AutoCAD, Revitなど)を使用しながら主に図面作成に取り組んでいます。教師陣は質問すればいろいろと回答してくれるのでその点ではとても助かっています。学校を卒業する前にあるスタージュ(インターンシップ)や、その先の就職のことを考えると、少し不安な気持ちもありますが、サポートしてくれる教師陣がそろっているので、積極的にコンタクトを取って不安要素を無くしていきたいと思います。

<アドバイス>

このケベック留学移民プログラムへ参加するにあたっては、大きな決断をしなくてはいけないため、いろいろと迷いや不安もあると思います。しかし、可能ならばぜひチャレンジをしたほうがよいと思います。日々の勉強にフレンチの勉強、B2を取得しないといけない、、、というプレッシャーがありますが、決して不可能なことではないと思います。最後までやり遂げようとする強い信念がとても大事だと思います。あとは、周りの人たちと積極的に人間関係を築いていくことが重要だと感じています。貴重な情報が入ってきたり、辛いときの心の支えになってくれます。

最後に、実際にこちらに来て生活をしていますが、私達家族は全く後悔しておらずモントリオールに来て本当に良かったと思っています。

TIさん

<フランス語の勉強>

モントリオールに来て初めてフランス語を勉強しています。以前フランス語はリスニングが難しいと聞いたことがありますが、やはり難しいです。ただ、新しい語学をマスターできるかどうかは自分の努力次第なので、空いた時間に文法の勉強をしたり、参考書に付いているCDを聞いて正しい発音を聞きとる練習をしたり、新聞を読んで新しい単語を覚えたりしています。また、紙の辞書を日本から持ってきたので、それを毎日使っています。電子辞書でも問題ないと思いますが、学校によっては電子辞書がNGのところもあり、たまたま私の学校は紙の辞書なら使用可能だったため紙の辞書を使っています。フランス語の勉強を開始してちょうど半年位ですが、だんだんと慣れてきたと感じています。単語量が増え、授業以外でもフランス語で意思疎通ができるようになるともっと面白くなると思いますが、それはこれからだと思うので引き続き勉強に励んでいきたいと思っています。

<日々の生活>

毎日、忙しく過ごしています!というのも、フランス語の授業が週末にかけて行われるため、Draftingの授業がある日も合わせると毎日何かしら勉強をしている感じです。私は早く移民申請要件を満たしたいため、なるべく早くB2レベルを満たそうと週末にフランス語の授業を取っています。毎日勉強しなくてはいけませんが、目標を達成するために頑張ります。自由時間ができてもたいていフランス語の勉強に時間を費やしているので、やはり毎日忙しいですね。

<Vocational School>

Draftingを受講しています。最初は設計図などを勉強するのに抵抗がありましたが、今は「移民のため」と割り切って勉強しています。また、設計図の作成作業は細かい点に注意を払う必要があります。例えば、設計図を作成する際に3Dで作成できるAuto CADというソフトウェアがありますが、これが結構難しいです。2D設計だと問題がなくても3Dの場合、1つでも座標の数字がずれてしまうと、全てずれてしまうのでそういったミスがあると一からやり直し、、、という経験もありました。慣れないソフトを使って勉強しているせいか、Draftingの授業では日々格闘しています。

その他、日本人の場合、なぜか教師たちに名前をすぐに覚えられるので、変なこと(例えば学校をずる休みするとか)はできないですね(苦笑)。もちろん出席率は評価にも影響しますので、真面目に毎日出席することが重要だと思います。名前を憶えてもらうことで教師達とも信頼関係を築くことができるのもメリットだと思います。

<アドバイス>

この留学移民プログラムの参加に悩まれている方がいらっしゃれば、すぐにアクションを取った方がよいと思います。移民法はコロコロ変わりますので、そのリスクも理解して参加することが非常に重要だと思っています。「移民をする」というのは自分自身で切り開く道のりでもありますので、どれだけ早く移民申請要件を満たすことができるかがとても大切だと思っています。モントリオールは冬は寒いですが、夏はとても素敵な街ですよ!

SNさん

最初はトロントに滞在していましたがどうしてもカナダ永住権の取得したいと思い、思い切ってモントリオールに引っ越してこのPEQプログラムに参加しようと決心しました。

<フランス語の勉強>

モントリオールに引っ越ししたての頃は「フランス語」という壁にぶつかり悩んだ時期もありましたが、幸い僕の趣味を通して共通の友人を見つけ彼らからフレンチを教わりました。また、学校のB2 Certificate Programに参加する前に少し語学学校でFSLをマンツーマンで勉強していたこともあり、このプログラムに参加した後もスムーズに授業についていくことができました。おかげで、無事に1回でB2 Certificate ProgramのFinal Examに合格することができました!その後、無事にCSQも取得でき残るは永住権取得のみです。

<Vocational School>

インテリアデザインのプログラムを修了する上で一番大変だったのはスタージュ(インターンシップ)先を見つけることでした。僕の場合、スタージュ先は自分で探すつもりでいましたが、なかなか見つからず、かといって卒業時期も延ばしたくなかったので、最終的には仲の良かった教師の元で「アシスタント」してクライアントとのミーティングから社内会議、図面作成のアシストなど実際に職場で行われていることをそのまま経験しました。モントリオールに限らずカナダは「コネ」社会のため、積極的に教師と会話をして仲良くなることで就職先の紹介などをしてくれることを知っていたためなるべく教師と仲良くなろうと日々の授業に参加していました。結局、今は違う分野のところで仕事をしていますが教師と仲良くなっていたので無事にインターンシップを修了することができ、他のクラスメートと一緒に卒業することができました。本当に「コネ」は大切です!

<モントリオールの生活>

最後に、モントリオールに引っ越しして感じたことはトロントよりも街の人々がフレンドリーということです。また、(住む場所にもよりますが)家賃や物価もトロントと比較するととても安いのでその点でもモントリオールライフはお勧めです。インテリアルデザインのプログラムが英語の授業だったので、仕事が休みの時は週末にはフランコフォンの友達とロックバンドに参加したりしてフランス語のスキルをキープできるよう心がけました。より多くの友人を作れるかによってフレンチのスキルアップにも非常に役立ってくると思うので、今はB2を取得しましたが引き続き多くの友人を作りモントリオールライフをエンジョイしつつフレンチのスキルアップにも努めていくつもりです。

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