カナダを留学先として考える時に、必ず上位にランクされるオンタリオ州の魅力について紹介します。

留学先としてのオンタリオ州の魅力

世界中の友達ができる

オンタリオ州の留学先としてトップに上がるトロントは、人種の坩堝と呼ばれ、人口の半数近くがトロントでは生まれていない事実からも想像できるように、学校の多くが、世界中から留学生を受入れています。そのため、1都市への留学であるにもかかわらず、様々な国からの友達を作ることができます。

また、トロントはアジア各国の優秀な子供たちの留学先としても人気が高いため、そうした子供たちとの交流が将来的にグローバルなネットワーク作りに役に立つかもしれません。

柔軟な思考力を養える

様々な宗教、文化・習慣、価値観を持つ人々と共に学校生活を送ることで、他人を尊重し、お互いの違いを認め、偏見のない柔軟なマインドを養うことができます。西欧かぶれでもなくアジアにフォーカスし過ぎることもなく、まさに子供を“国際人"に育てるための環境が整っています。

教育水準が高い

オンタリオ州には、トロント大学、クイーンズ大学、ウェスターン大学などカナダを代表する大学がいくつも存在するのも、オンタリオ州がそれだけ教育に熱心な州であることを証明しています。

学生は出来るだけレベルの高い大学に入学できるように、普段の授業の他、チューターを雇ったり、エキストラカリキュラムの単位取得にも熱心に取り組んでいます。学校近くの図書館やカフェは勉強をする学生たちで溢れており、特に中国や韓国からの留学生は親が教育熱心なため、そうした子供たちとの交流は歓迎しているようです。

綺麗な英語を身につけられる

留学先としてオーストラリアやマレーシア・フィリピン等のアジアの英語圏と比較した場合のカナダの優位性は、やはりカナダの英語です。アメリカのニュースキャスターの中にもカナダ出身者が多いことからも、カナダの英語は極めてニュートラルでアクセントの少ない英語としての定評があります。一度身にについてしまうと矯正がほぼ不可能となる英語のアクセント。早い時期に現地生まれの子供たちと交わる中で自然に綺麗なアクセントを身に付けておけば、将来間違いなく有利になるでしょう。

都会暮らしもできる

カナダは都市部から車で30分も走ればのどかな田園風景に変わります。カナダに留学するといっても北米第4位の大都市トロントを留学先として選択すれば、比較的現地になじみやすいと思います。トロントは、地下鉄、路面電車、バスなどの公共交通機関も発達し、空き部屋の数も比較的多いため、日本から渡航してすぐに現地生活を送りやすい町と言えます。ショッピングモールも多く、買い物も大いに楽しめるでしょう。

日本との時差は13~14時間

カナダの西側に位置するバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州と違い、オンタリオ州は日本との時差が夏は13時間、冬は14時間とほぼ半日遅れます。そのため、昼夜逆転だと考えれば、「スカイプ」などを利用して日本に残る家族とのコミュニケーションも非常に取りやすくなっています。トロントにて、お子様たちが学校から帰って来るのは日本時間の朝6時前後。「スカイプ」を通じて、日本からお子様の宿題を見てあげることも十分可能です。

親子で楽しめるスポットがたくさんある

トロント市内を始め、トロント近郊には親子で楽しめるスポットがたくさんあります。

  • カナダ最大規模の遊園地『Canada’s Wonderland』
  • 体験型の展示エリアやプラネタリウム、創作を体験できる「Weston Family Innovation Centre」などが見どころの『Ontario Science Centre』
  • 『Canadian National Exhibition』では観覧車、コースターなどに乗れる他、飛行機ショーもある夏の時期限定遊園地
  • 世界中から5000匹以上の動物が集まり、最近はパンダが仲間入りした『Toronto Zoo』
  • トロント市内最大面積を誇る『High Park』では散策、読書、サイクリングなどリラックスできる公園

オンタリオ州の観光名所

1. Niagara Falls(ナイアガラの滝)

ナイアガラ市にあるナイアガラの滝は世界遺産にも登録されている世界的にも有名な滝の1つです。

5大湖のうちエリー湖とオンタリオ湖へと流れるナイアガラ川の中間地点に位置し、カナダ滝とアメリカ滝の2つの滝が存在します。

2.Algonquin Provincial Park
(アルゴンキン州立公園)

トロントやオタワからアクセスの良いアルゴンキン州立公園は無数の湖とそれを結ぶ川が存在します。

カヌーやハイキング、サイクリングなどの夏のアクティビティー、クロスカウントリーやスキーなどのウインターアクティビティーも体験できる自然豊かな公園です。

3. Kingston & 1000 Islands
(キングストン&サウザンド・アイランド)

オンタリオ湖と大西洋を繋ぐセントローレンス川沿いにできたキングストンという町は古くから交通の要所して栄えました。アメリカとの戦争中は軍事拠点になった由緒ある街でもあります。

セントローレンス川は1000の島々が浮かぶ景勝地となっており、夏の間、フェリーでクルージングを楽しむことができます。

4. Agawa Canyon(アガワ渓谷)

五大湖の1つ、スペリオル湖の東にあるアガワ渓谷はとても迫力があるV字谷として有名な場所です。

新緑に覆われる夏、美しい紅葉に包まれる秋、真っ白な雪景色となる冬、1年を通して人々の目を楽しませてくれます。思い出に残る景色を楽しむなら、渓谷鉄道がお勧めです。

5. Georgian Bay(ジョージアンベイ)

湾岸線上の景観と周辺に広がる森林、また、ブルース半島は毎日を忙しく過ごすトロントニアンの安らぎの場として人気の高いリゾートエリアです。

1年を通してアウトドアアクティビティをするのもよし、カメラで美しい景色の写真を撮るのもよし、スパでリラックスするのもよし、とにかく時間を忘れさせてくれるエリアです。

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